秋にして米を想う

上記の写真は一見すると北海道の農村風景。牧草を刈り取り冬期に牛の飼料とする。

そんな風景が胡桃で見れるようになった。

作付けした稲作がコメとして収穫するのではなく、牛の飼料として収穫する。

氷見牛の飼料とするのだから、地産地消となり、それでいいのかもしれない。

国民がコメよりパンを食する傾向にあり、コメ余りが続いている。

これを受けて政府は来年度、水田の減反面積をこれまでにない規模で拡大すると言う。

一方、小麦生産国は異常気象で生産量が減少。国内ではパンの販売価格が10%余り値上がり。

世界の異常気象は続いており、もしかしたら来年は小麦の値段がさらに値上がりするかも。

そして、国内ではコメの生産量が減少する。

数年後に国民が政府に対して もっとコメを食べさせてほしいと叫ばないように願いたいものだ。

文・写真 浅井世明(八代環境パトロール隊 事務局長)

『地域の番人』公式サイト

富山県氷見市の山間部にある八代地域。 人口500人の集落を存続させるべく、高齢者グループ「八代環境パトロール隊」は日夜奮闘している。 八代の四季。後継者問題。集落存続。

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