スタジオマキシマム(HP管理人)

管理人の自己紹介

スタジオマキシマムとは、私(巻島大樹)の動画制作者としての屋号。八代環境パトロール隊を題材とした「地域の番人」を自主制作した。現在は八代環境パトロール隊のホームページと呼べるこのサイトを運営している。少し長くなるが、これまでの経緯を説明したい。

私は10年以上前から全国各地の地域づくり団体を取材して、動画制作をする仕事を生業としている。これまでに100以上の団体、1000人以上の地域づくり関係者を取材した。

この仕事をきっかけに富山県氷見市の八代環境パトロール隊と出会う。同隊が総務大臣表彰を受賞したことが縁だった。

2016年の初夏のことで、3日間ほどの撮影だった。地域や自然を愛する森杉隊長のやさしさに惹かれた。

この時、制作した動画は「地域の番人」。自分で言うのもなんだが、いい出来だった。特に「地域の番人」というタイトルは気に入っていた。だから、その後も八代環境パトロール隊の動向はなんとなく気になっていた。でも、こちらから連絡を取ることはなかった。

2017年9月頃。突然携帯が鳴った。電話の相手は方言がきつく、しかも早口。はじめ何を言っているのかよくわからなかったが、「11月の連休に都会の若者を呼んでイベントをやる。撮影に来てほしい。ボランティアで」と言うのは、かろうじて理解した。正直あまり気が進まなかったが、強引に押し切られた。ただ森杉隊長にもう一度会ってみたいという気持ちはあった。

こうしてプライベートで八代を再訪する。現地では浅井氏に言われるまま、イベントの様子を撮影したが、その後編集をどうするかなどは何も決まっていなかった。(浅井氏は深く考えていなかった)

その後、私はYouTubeに公開しようと、休日を利用してコツコツ編集をはじめた。だが、わずか一日の撮影なので素材があまりにも少ない。

そこで、浅井氏からパトロール隊の普段の活動画像をメールで送ってもらい、内容を補うことを考えた。すぐに浅井氏からさまざまな画像が送られてきた。見てショックを受けた。

冬の道路の除雪など、私の知らない活動がたくさんあったからだ・・・。1年前に私が仕事で制作した「地域の番人」は会心の出来どころか、全く不完全だったのだ。

以上が、プライベートで「地域の番人」の再制作を決めたいきさつだ。当初は3話くらいで完結させるつもりだったが、浅井氏の熱意とアイデアに触発されて、構想は大きく拡がり、全7話の大作?となった。(2017年11月から2018年11月までの間に5回現地に撮影に行った)

2019年1月、最終話が完成。これで活動終了か・・・と寂しく思っていた矢先、森杉隊長の回想録「故郷に山河あり」が自宅に届く。これに触発されて、新企画をスタートさせる。もちろん、浅井氏との共同制作だ。

ちなみに、「スタジオマキシマム」とは私が大学時代に所属していた放送研究会で使っていた屋号。地域の番人の制作をきっかけに20年ぶりに復活させた。復活のきっかけを与えてくれた浅井氏や森杉隊長、そして八代環境パトロール隊の皆さんに心より感謝している。これはきっと私の再生の物語でもある。2019年5月 巻島大樹

私の15年にわたる地域創生の取材活動はこちらにまとめています。

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