とある日曜日

12月、周囲の山々の紅葉はすでに終り、寂しい風景に変わりつつあります。八代の人々はこの時期いつ積雪に見舞われてもいいように畑の野菜(大根・白菜・ネギ等)の大半を収穫し、越冬用野菜として自宅に運び花壇等の土に埋めます。12月6日の日曜日、越冬用野菜の収穫作業を妻と行いました。八代の野菜は柔らかくてしかも味があり、スーパーで買う野菜は本物の野菜ではないと妻はいつも言います。

息子と孫(小6)が手伝いに来てくれたので、大変助かりました。孫は野菜の収穫作業が大好きと言ってくれて、積極的に作業をしてくれます。

ジジ・ババから二人へのお礼は暖かい薪ストーブ炎を見ながら熱いうどんの提供でした。薪ストーブの使用はこれから来年4月上旬まで。納屋に山積みした沢山の薪はその頃に空となります。

文・写真 浅井世明(八代環境パトロール隊 事務局長)


里山をこよなく愛する浅井について詳しく知りたい方は地域の番人 第4話「異質な隊員」をご覧ください。

『地域の番人』公式サイト

富山県氷見市の山間部にある八代地域。 人口500人の集落を存続させるべく、高齢者グループ「八代環境パトロール隊」は日夜奮闘している。 八代の四季。後継者問題。集落存続。

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