獅子舞博士来所
11月3日の午前中、富山県と石川県の獅子舞の研究を趣味でされている諏訪雄士さんが来所。
諏訪さんは八代から車で15分の距離にある石川県中能登町在住。3歳で獅子舞の天狗の動きに魅せられ、20歳以降地元の青年団で天狗を演じています。
すごいのは、獅子舞の現役プレイヤーでありながら、研究者としての顔を持っていることです。氷見の獅子舞は30年くらい前から興味を持ち、これまでに128地区の獅子舞を映像撮影したそうです。そして、地元住民への聞き取り調査まで行っています。おそらく、日本一氷見の獅子舞に詳しい人です。(趣味の域を明らかに超えている)
諏訪さんによると八代の獅子舞はかつては9地区で行われていましたが、現在1地区のみ。諏訪さんはほとんど消滅しかけている八代の獅子舞の伝統を残したいと語ります。
諏訪さんが持ってきてくれた過去の八代の獅子舞の映像を食い入るように見る隊員達。
右奥の方が諏訪さん。諏訪さんは八代9地区の獅子頭の展示や調査報告書の作成、さらには若者ボランティアと連携した獅子舞の復活など様々なアイデアを話してくれました。
獅子舞博士、諏訪さんの登場は隊員たちにとってかなりのインパクトでした。これをきっかけに何かが動き出しそうな予感がします。
文・地域の番人 監督 巻島大樹
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